シルバーティムール（2020年生、母ピエールドリュヌ）

Silver Timur

2020.04.08

シルバーティムール（2020年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「銀+人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルスティール（当時8歳）と交配したピエールドリュヌが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は高村牧場。主な勝ち鞍は2022年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

久保田貴士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

7月24日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

8月21日、中3週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

10月15日、中7週で迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のアンタッチャブルに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

11月6日、中2週で迎えた4戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスの百日草特別（東京芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

3歳（2023年）

3月26日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの大寒桜賞（中京芝2200m 小雨/不良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったヨリマルに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

4月15日、中2週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラスの山藤賞（中山芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、伸びてきたスズカハービン決め手に屈してアタマ差の2着となった。

7月23日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて前にいた11頭をごぼう抜きし、最後は2着のニシノファンフェアに1馬身半の差をつけて2勝目を収める