フェデーレ（1993年生、母K. and Shoe）

Fedele

1993.05.16

フェデーレ（1993年5月16日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のDanzig Connection（当時10歳）と交配したK. and Shoeが6歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地15戦1勝。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

荻野光男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

8月31日、デビュー戦は北沢伸也騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた2戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、かなりのハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のメイショウフレスコに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月22日、連闘で迎えた3戦目は、4歳以上500万下の登別特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪い、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下の白根特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦1勝）。18頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

10月26日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた6戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

12月14日、中4週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

4歳（1997年）

3月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は本田優騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

3月16日、連闘で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた10戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

6月28日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は本田優騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

7月19日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上500万下（函館芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

7月26日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた13戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

5歳（1998年）

3月7日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた14戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい14着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた15戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の小牧特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。