カラフルメロディー（2021年生、母アルブスメロディー）

カラフルメロディー（2021年3月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「色鮮やかな旋律。記憶を彩るような活躍を祈って。母名より連想」。毛色は芦毛。種牡馬のShanghai Bobby（当時11歳）と交配したアルブスメロディーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は三嶋牧場。主な勝ち鞍は2023年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

西田雄一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

8月27日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったセイウンサニーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月10日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩みのないペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、ホーリーブライトに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月11日、中8週で迎えた3戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（福島ダート1150m 曇/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったパルプフィクションに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

12月3日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（2戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、凄まじいハイペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のスコーピオンに3馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

12月23日、中2週で迎えた5戦目は、2歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（3戦1勝）。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

3歳（2024年）

3月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で津村明秀騎手（4戦1勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

4月21日、中4週で迎えた7戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

10月19日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた8戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 雨/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったランウインディに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

11月9日、中2週で迎えた9戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり14着に敗れた。