バンブージャンボ（1988年生、母フエアリーバンブー）

バンブージャンボ（1988年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のバンブーアトラス（当時9歳）と交配したフエアリーバンブーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンブー牧場。戦績は、中央平地18戦4勝2着2回、地方9戦0勝。1992年の大阪城ステークス(オープンハンデ)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

土門健司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

4月21日、デビュー戦は西浦勝一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したクィーンコンソルトにアタマ差届かず2着に惜敗した。

5月5日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るホクトハリケーンを異次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月18日、中1週で迎えた3戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西浦勝一騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

6月8日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下（京都芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で西浦勝一騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアルファプリンスをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

11月9日、約5か月の休養明けで迎えた5戦目は、4歳以上900万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西浦勝一騎手（4戦2勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

12月7日、中3週で迎えた6戦目は、丸山勝秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上900万下の江坂特別（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は西浦勝一騎手（5戦2勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

4歳（1992年）

1月6日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上900万下の新春賞（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（6戦2勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上900万下の伏見特別（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西浦勝一騎手（7戦2勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したマルイチライデンを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

2月8日、中2週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の大津特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西浦勝一騎手（8戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では自慢の末脚を爆発させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のヤマニンフォックスに2馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。

2月23日、中1週で迎えた11戦目は、ハンデG2の京都記念（京都芝2400m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で西浦勝一騎手（9戦3勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して4番手で通過。最後は一杯になって8着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた12戦目は、但馬ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西浦勝一騎手（10戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のナエボオルフェをクビ差振り切って4勝目を手に入れた。

3月28日、中2週で迎えた13戦目は、ハンデ戦でオープンの大阪城ステークス（阪神芝2500m 小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で西浦勝一騎手（11戦4勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず3着に敗れた。

4月26日、中3週で迎えた14戦目は、G1の天皇賞（春）（京都芝3200m 外回り晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は8戦連続で西浦勝一騎手（12戦4勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

6月14日、中6週で迎えた15戦目は、G1の宝塚記念（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で西浦勝一騎手（13戦4勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

10月4日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、ハンデ戦のオークランドレーシングクラブトロフィー（阪神芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で西浦勝一騎手（14戦4勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

11月7日、中4週で迎えた17戦目は、清水ステークス（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で西浦勝一騎手（15戦4勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた18戦目は、比叡ステークス（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で西浦勝一騎手（16戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5歳（1993年）

11月14日、約12か月の休養明けで迎えた19戦目は、海方栄二騎手を鞍上に迎えて、霜月特別（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた20戦目は、一般A2（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で海方栄二騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（1994年）

4月12日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、卯月特別（上山ダート1800m 雨/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月29日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた22戦目は、海方昭三騎手を鞍上に迎えて、一般A1（上山ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月9日、中0週で迎えた23戦目は、さつき賞（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は海方栄二騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月14日、中8週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた24戦目は、内田秀一騎手を鞍上に迎えて、夏祭り特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

8歳（1996年）

2月29日、約20か月の休養明けで馬体重を前走から19kg絞って迎えた25戦目は、野口睦三騎手を鞍上に迎えて、一般B2三（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた26戦目は、マーチ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野口睦三騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月24日、中5週で迎えた27戦目は、稲子善行騎手を鞍上に迎えて、晴嵐特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。