アポロビッグバン（2006年生、母ハイランドカクテル）

アポロビッグバン（2006年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大爆発」。毛色は栗毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時9歳）と交配したハイランドカクテルが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は斉藤政志。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は2008年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、斉藤政志から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉澤ステーブルによって262.5万円で落札された。2歳のとき、吉澤ステーブルから「千葉サラブレッド・セールサラブレッド2歳」に上場され、アポロサラブレッドクラブによって619.5万円で落札された。

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

8月30日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は488kg。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヴェリーハードに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2009年）

1月17日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

2月14日、中3週で迎えた3戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（2戦1勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

3月15日、中3週で迎えた4戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で勝浦正樹騎手（3戦1勝）。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた5戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

5月9日、中5週で迎えた6戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。