スミレファースト（2021年生、母スミレ）

経歴

デビュー前

2歳（2023年）

9月30日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、抜け出したロンドンアームズを捕まえ切れず、ハナ差の2着に惜敗した。

10月21日、中2週で迎えた2戦目は、J.モレイラ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

3歳（2024年）

1月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、極端なハイペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のベニシアに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

1月20日、中1週で迎えた4戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

4月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（中山芝1200m 外回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

6月16日、中9週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた7戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のハピアーザンエバーに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

8月18日、中5週で迎えた8戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの知床特別（札幌芝1200m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた9戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスのマレーシアカップ（札幌芝1200m 晴/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

10月27日、中7週で迎えた10戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの清津峡特別（新潟芝1200m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。