クインズセレクト（2008年生、母ホクトジョーオー）

クインズセレクト（2008年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「女王の選択」。毛色は栗毛。種牡馬のマイネルセレクト（当時9歳）と交配したホクトジョーオーが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は門別敏朗。戦績は、中央平地2戦0勝、地方32戦2勝。主な勝ち鞍は2010年のアタックチャレンジ( 牝)。

経歴

デビュー前

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2010年）

6月24日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は460kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って6着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルカカントリーに5馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた4戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るダイヤモンドスキーを上がり3位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を手にした。

12月21日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

12月30日、連闘で迎えた8戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

3歳（2011年）

1月7日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

1月29日、中0週で迎えた11戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の北川夏子さん誕生日記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

2月22日、連闘で迎えた13戦目は、3歳戦の出倉愛彩ちゃん1歳誕生日記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

3月16日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

3月22日、連闘で迎えた15戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で筒井勇介騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で筒井勇介騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

4月14日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で筒井勇介騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

4月25日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた18戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で筒井勇介騎手（9戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた19戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のロドリゲス川端誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

5月18日、連闘で迎えた20戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（10戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

5月28日、中0週で迎えた21戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1600m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

6月1日、連闘で迎えた22戦目は、3歳戦の大毅退院記念。そして伝説へ!?（名古屋ダート800m 雨/重）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（11戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた23戦目は、3歳戦のりいしゃちゃんお誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた24戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

7月6日、連闘で迎えた25戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（12戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

7月13日、連闘で迎えた26戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（13戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた27戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は大原浩司騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた28戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

8月15日、連闘で迎えた29戦目は、3歳戦の円葵ちゃん誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた30戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた31戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた32戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた33戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた34戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大原浩司騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。