ソリューション（1988年生、母ケイアイビューティ）

ソリューション（1988年5月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモンテプリンス（当時11歳）と交配したケイアイビューティが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）山本牧場。戦績は、中央平地28戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1992年の5歳以上500万下(牝)。

経歴

デビュー前

田所秀雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

1月6日、デビュー戦は久保田英敬騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は420kg。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

1月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、田所秀孝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田所秀孝騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田所秀孝騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

3月10日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で田所秀孝騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

4月21日、中5週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田所秀孝騎手（4戦0勝）。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田所秀孝騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

6月8日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田所秀孝騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は久保田英敬騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で久保田英敬騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったプレストサバンナに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月4日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で久保田英敬騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスターチャートに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月25日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田所秀孝騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月7日、中1週で馬体重を前走から22kg絞って迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は久保田英敬騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

9月29日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は田所秀孝騎手（8戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田所秀孝騎手（9戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったムーンメッセージにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

10月26日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田所秀孝騎手（10戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田所秀孝騎手（11戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は久保田英敬騎手（6戦1勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

4歳（1992年）

1月5日、中3週で迎えた20戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（7戦1勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

3月8日、中8週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田英敬騎手（8戦1勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた22戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で久保田英敬騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るエプソムジョーオーを強烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて制した。

4月11日、中2週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の姫路特別（阪神ダート1800m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で久保田英敬騎手（10戦2勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた24戦目は、五十嵐忠男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の祇園特別（京都ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた25戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は田所秀孝騎手（12戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。最後はタレてしまい15着に終わった。

6月14日、中3週で迎えた26戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田所秀孝騎手（13戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田所秀孝騎手（14戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた28戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田所秀孝騎手（15戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。