カネタマカツラ（1985年生、母ヒダカハタ）
Kanetama Katsura
1985.04.11
カネタマカツラ（1985年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のカツトップエース（当時7歳）と交配したヒダカハタが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、中央平地14戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
藤岡範士厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1988年）
3月5日、デビュー戦は上野清章騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中京ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き10着に敗れた。
3月19日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中京芝1200m 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。
7月3日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で上野清章騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。
7月24日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で上野清章騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。
8月6日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で上野清章騎手（4戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。
8月21日、中1週で迎えた6戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天与の負けん気を発揮して諦めることなく走り切ったが、3着に終わった。
9月4日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は上野清章騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたスズノハリヤー決め手に屈して半馬身差の2着となった。
10月2日、中3週で迎えた8戦目は、吉永良人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のメジロチャントをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。
10月22日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下の土湯特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永良人騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。
4歳（1989年）
5月28日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた10戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で17番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では切れる脚を使えず18着に終わった。
7月2日、中4週で迎えた11戦目は、5歳以上400万下（中京芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。
7月16日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本達也騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。
8月12日、中3週で迎えた13戦目は、栗田伸一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。
8月27日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は松本達也騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。