マロニエトップ（1988年生、母シプリアクイン）

マロニエトップ（1988年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミルフオード（当時12歳）と交配したシプリアクインが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）畠山牧場。戦績は、中央平地15戦2勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1991年の4歳500万下。

経歴

デビュー前

畠山重則厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

1月5日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた2戦目は、郷原洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋行騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず4着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋行騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、伸びてきたリアルテンホー決め手に屈して半馬身差の2着となった。

3月31日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋行騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで持ち堪えて、最後は2着のスーパージャックに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4月20日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下の新緑賞（東京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で郷原洋行騎手（4戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で郷原洋行騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るモガミマーサをハナ差だけ差し切って2勝目を手に入れた。

6月8日、中3週で迎えた8戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳900万下のエーデルワイスステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

4歳（1992年）

1月19日、約7か月半の休み明けで迎えた9戦目は、菅原隆明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の初春賞（中山芝2500m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

2月29日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、5歳以上900万下の潮来特別（中山芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原隆明騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

3月29日、中3週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下の房総特別（中山芝2500m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原隆明騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の鹿島特別（中山芝2500m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で菅原隆明騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって5着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下の陣馬特別（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原隆明騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

6月7日、中3週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の秋川特別（東京芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

5歳（1993年）

5月22日、約11か月半の休み明けで迎えた15戦目は、5歳以上500万下（東京芝2300m 曇/良）に出走。鞍上は菅原隆明騎手（5戦0勝）。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

8月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般A2 B1（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。