シンメイアタック（2002年生、母ハナマンカイ）

シンメイアタック（2002年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋攻撃」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のハンセル（当時14歳）と交配したハナマンカイが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）鮫川牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方3戦2勝。主な勝ち鞍は2006年の一般C4。

経歴

デビュー前

1歳のとき、鮫川牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、鮫川牧場から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、中地エージェンシーによって1,837.5万円で落札された。

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

6月5日、デビュー戦は長谷川浩大騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は468kg。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に敗れた。

7月23日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮し、4着に入った。

10月29日、中9週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は長谷川浩大騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、勝ったソルジャーズソングにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

12月9日、中5週で迎えた6戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイエスアイドゥーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2006年）

1月6日、中3週で迎えた7戦目は、三河万歳特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のライコウパワーに約16馬身の大差をつけて2勝目を手に入れた。

4月16日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg減らして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は長谷川浩大騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。