オンワードティナ（1990年生、母オンワードチャンピ）

オンワードティナ（1990年3月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のナグルスキー（当時9歳）と交配したオンワードチャンピが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）オンワード牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方16戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の金精峠特別(B2 B3)。

経歴

デビュー前

野平好男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

1月5日、デビュー戦は原昌久騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

6月12日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原昌久騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で原昌久騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

12月18日、約5か月半の休み明けで迎えた5戦目は、丸山弘之騎手を鞍上に迎えて、一般C1（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったラハイナドリームから半馬身差の2着に敗北した。

4歳（1994年）

1月16日、中3週で迎えた6戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山弘之騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月9日、中2週で迎えた7戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山弘之騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた8戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸山弘之騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のサンスペーシアに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月11日、中1週で迎えた9戦目は、一般B3 C（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山弘之騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月27日、中1週で迎えた10戦目は、一般B3 C（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山弘之騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた11戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で丸山弘之騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月4日、中2週で迎えた12戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で丸山弘之騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた13戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で丸山弘之騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイズミタイセイに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月26日、中3週で迎えた14戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で丸山弘之騎手（9戦2勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のイズミジャパンをアタマ差制して1着ゴールを果たした。

7月10日、中1週で迎えた15戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で丸山弘之騎手（10戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のジャンボに2馬身の差をつけて優勝

8月13日、中4週で迎えた16戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で丸山弘之騎手（11戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のオカノアトラスに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月19日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた17戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で丸山弘之騎手（12戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた18戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で丸山弘之騎手（13戦5勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月29日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた19戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で丸山弘之騎手（14戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（1995年）

5月29日、約7か月の休養明けで馬体重を前走からさらに15kg減らして迎えた20戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3-2（高崎ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。