ウォーターネバダ（2003年生、母シュバルブラン）

ウォーターネバダ（2003年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋アメリカネバダ州」。毛色は鹿毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時10歳）と交配したシュバルブランが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は廣中稔。戦績は、中央平地12戦0勝、地方3戦3勝。主な勝ち鞍は2007年の一般C19。

経歴

デビュー前

鹿戸幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

2月26日、デビュー戦は赤木高太郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1400m 雨/不良）に出走。馬体重は476kg。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた3戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

5月7日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。先手を取り、かなり緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では賦性の勝負根性でゴールまで頑張り、5着を確保した。

5月21日、中1週で迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、3着に入った。

6月18日、中3週で迎えた6戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。18頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

8月26日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。17頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややスローペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

9月24日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた8戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に敗れた。

11月28日、中8週で馬体重を前走からさらに21kg増やして迎えた9戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモレヴューを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月21日、中2週で迎えた10戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミタカキイタカに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（2007年）

3月22日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハッピーオペラに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月29日、中4週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた12戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって12着に敗れた。

6月16日、中4週で迎えた14戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

7月28日、中5週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下の村上特別（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で17番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って17着に終わった。