アッラーハッラー（2000年生、母ハセスペリア）

アッラーハッラー（2000年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「Ｏｈ　Ｍｙ　Ｇｏｄ　のトルコバージョン」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時19歳）と交配したハセスペリアが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は佐々木貴博。戦績は、地方25戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐々木貴博から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、小昏剛によって420万円で落札された。

倉内賢厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2003年）

9月9日、デビュー戦は澤佳宏騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1190m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で澤佳宏騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1390m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で澤佳宏騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオルトゴンに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月4日、中0週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1390m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で澤佳宏騎手（4戦1勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、緩いペースで一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、レディラブフェイスに半馬身交わされて2着となった。

11月26日、中2週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で澤佳宏騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に敗れた。

12月30日、中4週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で澤佳宏騎手（6戦1勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

4歳（2004年）

1月7日、連闘で迎えた8戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で澤佳宏騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で澤佳宏騎手（8戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

2月17日、中3週で迎えた10戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で澤佳宏騎手（9戦1勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

3月4日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で澤佳宏騎手（10戦1勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた12戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は12戦連続で澤佳宏騎手（11戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で澤佳宏騎手（12戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で澤佳宏騎手（13戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

8月16日、約4か月の休み明けで迎えた15戦目は、一般C3九十（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で澤佳宏騎手（14戦1勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

9月15日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、一般C3五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で澤佳宏騎手（15戦1勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3四五（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で澤佳宏騎手（16戦1勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3三（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で澤佳宏騎手（17戦1勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3三四（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は19戦連続で澤佳宏騎手（18戦1勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

11月10日、中0週で迎えた20戦目は、一般C3五（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で澤佳宏騎手（19戦1勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のスリリングシャックに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

5歳（2005年）

1月19日、中9週で迎えた21戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で澤佳宏騎手（20戦2勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で澤佳宏騎手（21戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

3月8日、中4週で迎えた23戦目は、一般C3四五（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は23戦連続で澤佳宏騎手（22戦2勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3四五（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で澤佳宏騎手（23戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3-14 15（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は25戦連続で澤佳宏騎手（24戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、伸びてきたクラシックテースト決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。