マキハタダンサー（1999年生、母マキハタプリティ）

マキハタダンサー（1999年4月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のシアトルダンサーⅡ（当時15歳）と交配したマキハタプリティが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）槇本牧場。戦績は、中央平地11戦1勝、地方10戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の3歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

新川恵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

1月20日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。18頭立ての17番人気で17番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のクラッシードレスに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

2月2日、中1週で迎えた2戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（1戦1勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた4戦目は、3歳500万下のはなのき賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（2戦1勝）。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（3戦1勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見所を作れず13着に終わった。

11月10日、約7か月半の休み明けで迎えた6戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2000m 晴/稍重）に出走。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

11月30日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（中京芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村山明騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

4歳（2003年）

1月18日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村山明騎手（3戦0勝）。18頭立ての15番人気で大外18番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって14着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で村山明騎手（4戦0勝）。18頭立ての15番人気で大外18番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

3月16日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、高井彰大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

4月17日、中4週で迎えた12戦目は、中村裕司騎手を鞍上に迎えて、門別町商工会特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた13戦目は、藻岩山特別（札幌(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた14戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、池田ワイン城特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のホロトタマミをアタマ差制して2勝目を挙げた。

5月28日、中1週で迎えた15戦目は、屯田特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったナリタニコルから1馬身差の2着に敗北した。

6月10日、中1週で迎えた16戦目は、白石特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のホロトタマミに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月8日、中3週で迎えた17戦目は、小平健二騎手を鞍上に迎えて、士別九十九特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた18戦目は、シリウス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったオースミハードからクビ差の2着に甘んじた。

8月6日、中1週で迎えた19戦目は、アンドロメダ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は中村裕司騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月29日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、JA日胆青年部40周年記念特別（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月9日、中5週で馬体重を前走から23kg絞って迎えた21戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。競走中止となった。