ドラゴンバッハ（1998年生、母ハミングダンサー）

ドラゴンバッハ（1998年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のミシル（当時10歳）と交配したハミングダンサーが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地18戦0勝2着5回、地方15戦1勝2着2回。2002年のエイプリル特別で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

6月18日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月29日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

10月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

11月12日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた7戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったトーヨーウッズに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

3歳（2001年）

1月6日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（5戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、伸びてきたトーセンビーイング決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

7月22日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた10戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（6戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったアーバンウィングに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（7戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はダンツダンジグと並んで2着同着となった。

8月18日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山典弘騎手（8戦0勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のポラリス特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で横山典弘騎手（9戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーバローラスに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2002年）

3月2日、約6か月の休養明けで迎えた14戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

3月30日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓抜な伸び脚で驀進したが、ゴールドアフリートに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4月15日、中1週で迎えた17戦目は、エイプリル特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオーガスタシチーから2馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中2週で迎えた18戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の清津峡特別（新潟ダート1800m 小雨/良）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

5月29日、中3週で迎えた19戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、朝里川特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月22日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい14着に敗れた。

10月12日、中2週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた21戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

5歳（2003年）

4月20日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに20kg増やして迎えた22戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、賢一郎&滋子結婚30周年記念（上山ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったジェドエフラーから4馬身差の2着となった。

5月6日、中1週で迎えた23戦目は、芭蕉特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた24戦目は、齊藤孝子（全国旅打ち58場踏破記念）（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた25戦目は、地方重賞の酒田まつり賞（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた26戦目は、養老の会佐藤副会長、楽園追放記念（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で前野幸一騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた27戦目は、洸くん賞（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で前野幸一騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月27日、中3週で迎えた28戦目は、Kigen（起源）賞（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で前野幸一騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月15日、中6週で迎えた29戦目は、ニュー洋蘭賞（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で前野幸一騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（2004年）

5月31日、約8か月半の休み明けで迎えた30戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、エクセレント（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた31戦目は、エクセレント（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた32戦目は、エクセレント（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた33戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、エクセレント（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。