ダノンミッション（2022年生、母フローレスダンサー）

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、野田みづきによって2億8,600万円で落札された。

堀宣行厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

8月31日、デビュー戦は佐々木大輔騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー札幌南アフリカ賞（札幌芝1500m 雨/重）に出走。馬体重は466kg。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたダイシンラー決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

9月29日、中3週で迎えた2戦目は、J.モレイラ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、勝ったシホリーンにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

10月27日、中3週で迎えた3戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のカーラデマドレに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

3歳（2025年）

1月26日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、R.R.キング騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの若竹賞（中山芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

2月23日、中3週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でR.R.キング騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、グーテンベルクにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3月29日、中4週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（中山芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上はJ.モレイラ騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したセンツブラッドにハナ差届かず2着に甘んじた。

4月20日、中2週で迎えた7戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続でJ.モレイラ騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

8月31日、約4か月半の休養明けで迎えた8戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1800m 曇/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したマイネルフーガにクビ差届かず2着に甘んじた。

9月6日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では一気に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のラヴスコールを半馬身振り切って2勝目を手にした。