エイカイマドンナ（2015年生、母マチカネハヤテ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、二木英徳によって2,916万円で落札された。

2歳（2017年）

8月5日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は428kg。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

11月12日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、6着に終わった。

3歳（2018年）

4月28日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて、最後は2着のエイシンネメシスをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

7月8日、中9週で迎えた5戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1400m 晴/不良）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は勢いを失って14着に敗れた。

12月8日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。

4歳（2019年）

4月14日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の医王寺特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って9着に終わった。

6月15日、中8週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの遊楽部特別（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は荻野極騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って7着に終わった。

6月23日、連闘で迎えた9戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は荻野極騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野極騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

12月8日、約4か月半の休養明けで迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荻野極騎手（4戦0勝）。18頭立ての14番人気で17番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。

5歳（2020年）

4月12日、約4か月の休み明けで迎えた13戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず15着に敗れた。

7月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、伸びてきたタイセイブランシュ決め手に屈してクビ差の2着となった。

7月12日、連闘で迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、ファーストフォリオに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

8月9日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では不屈の闘志で渋太く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のイリスファルコンをクビ差振り切って久々に美酒を浴びた。

8月23日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの手稲山特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡佑介騎手（3戦1勝）。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

12月6日、約3か月半の休み明けで迎えた19戦目は、3歳以上2勝クラスの中京日経賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤岡佑介騎手（4戦1勝）。18頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

6歳（2021年）

2月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上2勝クラスの紫川特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は荻野極騎手（5戦0勝）。18頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

3月21日、中3週で迎えた21戦目は、牝馬限定の4歳以上2勝クラスの豊橋特別（中京芝1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野極騎手（6戦0勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

6月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた22戦目は、3歳以上2勝クラスの大倉山特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（5戦1勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では伸びを欠き12着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスのHBC賞（札幌芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（6戦1勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

7月18日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上2勝クラスの湯の川温泉特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡佑介騎手（7戦1勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

8月22日、中4週で迎えた25戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの手稲山特別（札幌芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤岡佑介騎手（8戦1勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

8月28日、連闘で迎えた26戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの摩周湖特別（札幌芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。