タイキエモーション（1994年生、母Nishapours Baby）

Taiki Emotion

1994.04.28

タイキエモーション（1994年4月28日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のClassic Music（当時7歳）と交配したNishapours Babyが11歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地4戦0勝、地方10戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の一般D3ニ。

経歴

デビュー前

大樹レーシングクラブにて総額4,600万円（46万×100口）で一口馬主が募集された。

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

10月19日、デビュー戦は小林久晃騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

11月9日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた3戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で小林久晃騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。

11月29日、連闘で迎えた4戦目は、4歳以上500万下の沓掛特別（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小林久晃騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

4歳（1998年）

4月14日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般D3ニ（上山ダート1300m 雨/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた6戦目は、山中初騎手を鞍上に迎えて、一般D3ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた7戦目は、一般D3ホ（上山ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた8戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアローランバーから3馬身差の2着に敗北した。

6月9日、中1週で迎えた9戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（3戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のセイウンヒカリに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月21日、中1週で迎えた10戦目は、一般D3（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた11戦目は、一般D3ハ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で板垣吉則騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は山中初騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた13戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のセイウンヒカリに3馬身の差をつけて制した。

11月16日、中2週で迎えた14戦目は、一般D3ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。