コーラルエース（1983年生、母エリモスミレ）
Coral Ace
1983.05.26
コーラルエース（1983年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダンサーズイメージ（当時18歳）と交配したエリモスミレが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）大道牧場。戦績は、中央平地33戦3勝2着4回、地方26戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1987年の4歳以上400万下。
経歴
デビュー前
野元昭厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1986年）
1月25日、デビュー戦は4歳新馬（京都ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。鞍上は松田幸春騎手。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。
2月2日、4歳新馬（京都ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、勝ったヘルメスアンジェラにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。
2月15日、4歳新馬（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。
3月9日、4歳未勝利（阪神ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は原田雄二騎手。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。
3月29日、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で原田雄二騎手。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。
8月30日、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原田雄二騎手。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、驚異的な末脚を爆発させて、最後は2着のドクターシェンケルに1馬身半の差をつけて勝利を掴み取った。
9月21日、4歳以上400万下の吹田特別（阪神芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で原田雄二騎手。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったスズカゲンクンにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。
10月12日、4歳以上400万下の堀川特別（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で原田雄二騎手。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。
10月25日、4歳以上400万下（京都芝1400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。
11月8日、4歳以上400万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は原田雄二騎手。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。
11月23日、4歳以上400万下の清洲特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田雄二騎手。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったキリショウリに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。
12月7日、4歳以上400万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原田雄二騎手。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。
12月21日、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で原田雄二騎手。17頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では賦性の負けん性を発揮してゴールまで落伍することなく走り切ったがが、4着に終わった。
4歳（1987年）
1月11日、5歳以上400万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は田島裕和騎手。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。
5月16日、5歳以上400万下（京都芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は原田雄二騎手。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。
5月30日、5歳以上400万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田雄二騎手。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。
6月13日、5歳以上400万下（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で原田雄二騎手。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のイブキサージャントを半馬身振り切ってトップでゴールを駆け抜けた。
7月4日、ハンデ戦で5歳以上900万下の穂高特別（中京芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で原田雄二騎手。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。
7月25日、4歳以上400万下の筑紫特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で原田雄二騎手。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。
8月9日、4歳以上400万下の洞海特別（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で原田雄二騎手。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。
8月22日、4歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で原田雄二騎手。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったエスティマサキに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。
9月5日、4歳以上400万下の九重特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で原田雄二騎手。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。
9月20日、4歳以上400万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で原田雄二騎手。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。
10月24日、4歳以上400万下の桑折特別（福島芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は武田悟騎手。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。
11月8日、4歳以上400万下（福島芝2000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で武田悟騎手。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。
12月6日、4歳以上400万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は原田雄二騎手。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のイブキハーディをクビ差振り切って勝利を決めた。
12月19日、ハンデ戦で4歳以上900万下の高砂特別（阪神芝1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で原田雄二騎手。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい11着に終わった。
5歳（1988年）
1月6日、5歳以上900万下の若水特別（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は土肥幸広騎手。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。
1月24日、5歳以上900万下の八坂特別（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は原田雄二騎手。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。
2月13日、5歳以上900万下の響灘特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手。10頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。
4月9日、5歳以上900万下（阪神芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は原田雄二騎手。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。
5月1日、5歳以上900万下の大日岳特別（新潟芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田雄二騎手。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。
5月14日、ハンデ戦で5歳以上900万下の朝日岳特別（新潟芝1600m 外回り 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で原田雄二騎手。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。
11月3日、一般A1 A2（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。11着に敗れた。
11月30日、一般A1 A2（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月7日、一般A1 A2（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月22日、オリオン特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
6歳（1989年）
3月30日、那珂川特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木泉騎手。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月14日、金蘭特別（足利ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のダイナエミーに1馬身半の差をつけてトップでゴールに入った。
5月31日、卯の花特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月14日、キャビン杯特別（宇都宮ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。
7月20日、スポニチ杯特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月9日、サルビア特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイヤルタイガーから半馬身差の2着となった。
8月24日、キャビン杯特別（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のトツプビクトリーに3馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。
10月23日、神無月特別（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤庄一郎騎手。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
11月7日、霜月特別（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は関本淳騎手。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月21日、一般A2（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は水戸賢二騎手。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月5日、師走特別（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で水戸賢二騎手。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
7歳（1990年）
1月21日、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は中野博騎手。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
2月4日、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中野博騎手。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
2月18日、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は北村欣也騎手。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
3月4日、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月25日、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月22日、天山賞（佐賀ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は土井道隆騎手。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月6日、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土井道隆騎手。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月11日、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土井道隆騎手。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。
11月25日、サラブレッドグランプリ（佐賀ダート2500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で土井道隆騎手。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月9日、場外オープン記念天山賞（佐賀ダート2500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は野元博実騎手。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。
12月23日、天山賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元博実騎手。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。