タイキシステム（1994年生、母Empress Corina）
Taiki System
1994.04.09
タイキシステム（1994年4月9日）は、イギリスで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のKeen（当時13歳）と交配したEmpress Corinaが14歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方14戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の一般C4。
経歴
デビュー前
大樹レーシングクラブにて総額3,600万円（36万×100口）で一口馬主が募集された。
高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1997年）
2月23日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は472kg。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。
3月1日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、勝ったリアルサイボーグにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。
5月4日、中8週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝2200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。
9月27日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に敗れた。
10月16日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のオータムオパール賞（川崎ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月26日、中0週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林久晃騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。
4歳（1998年）
1月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg戻して迎えた7戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
1月26日、連闘で迎えた8戦目は、一般C4（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のユメオークに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
2月11日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田政弘騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。9着に敗れた。
2月21日、中0週で迎えた10戦目は、斉藤誠騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。
3月9日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月21日、中1週で迎えた12戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったヴァレリーからハナ差の2着となった。
4月22日、中4週で迎えた13戦目は、一般C4（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月1日、連闘で迎えた14戦目は、一般C4（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は斉藤誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。
5月26日、中3週で迎えた15戦目は、一般C4（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月11日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。
6月29日、中2週で迎えた17戦目は、一般C4（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田政弘騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったカツノタイザンからクビ差の2着に甘んじた。
7月26日、中3週で迎えた18戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月15日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は斉藤誠騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。