リキアイミラクル（1987年生、母マルカズフアライフ）

リキアイミラクル（1987年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジユニアス（当時11歳）と交配したマルカズフアライフが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）丸一牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、中央障害5戦0勝2着3回。主な勝ち鞍は1990年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

野平富久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

1月5日、デビュー戦は増沢末夫騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

1月13日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、極端なハイペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のチヤフルリリーに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月11日、中3週で迎えた3戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた4戦目は、4歳500万下の水仙賞（中山芝2000m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で増沢末夫騎手（3戦1勝）。12頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で増沢末夫騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた6戦目は、横田雅博騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山ダート1800m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

6月10日、中8週で迎えた7戦目は、塚越一弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の石狩特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の十勝岳特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚越一弘騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚越一弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚越一弘騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

10月6日、中9週で迎えた11戦目は、渡部秀一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月20日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた12戦目は、佐藤吉勝騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエストレダンサーから9馬身差の2着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤吉勝騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったポタリングから約15馬身差の2着に敗北した。

12月1日、中2週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤吉勝騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤吉勝騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジロギアーから6馬身差の2着に敗北した。