セイメイ（1993年生、母Proud Entrance）

Seimei

1993.04.11

セイメイ（1993年4月11日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のExuberant（当時17歳）と交配したProud Entranceが8歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地13戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

成宮明光厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

12月9日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は468kg。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

3歳（1996年）

1月13日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮戦したが、エアパッションに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

2月4日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で岩部純二騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のチャーミングハントに6馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

2月19日、中1週で迎えた5戦目は、4歳500万下のカトレア賞（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岩部純二騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で岩部純二騎手（5戦1勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

8月11日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた7戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の木古内特別（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた10戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

11月10日、中4週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の湯殿山特別（新潟芝1200m 外回り 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は岩部純二騎手（6戦1勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

11月30日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（7戦1勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。

4歳（1997年）

1月11日、中5週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。