アズグレーター（2020年生、母シルクアピール）

Azu Greater

2020.04.18

アズグレーター（2020年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のグレーターロンドン（当時8歳）と交配したシルクアピールが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は石田牧場。主な勝ち鞍は2022年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、石田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

田中範雄厩舎（兵庫）へ入厩。

2歳（2022年）

6月29日、デビュー戦は杉浦健太騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は469kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のファイアボルトに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月11日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦の兵庫ジュベナイルカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したアルザードにクビ差届かず2着に甘んじた。

12月7日、約4か月の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた3戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

4歳（2024年）

2月22日、約14か月の休み明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた5戦目は、ナノハナ賞（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のウンエンリヒカイに1馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。