ニシノキミヨ（2008年生、母ナドラ）

Nishino Kimiyo

2008.02.24

ニシノキミヨ（2008年2月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋知人名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のバゴ（当時7歳）と交配したナドラが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地9戦1勝。主な勝ち鞍は2011年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

7歳のとき、西山牧場から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、富田恭司によって237.6万円で落札された。

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

1月16日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るクレバーホークをクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

2月5日、中2週で迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

4歳（2012年）

2月4日、約12か月の休み明けで迎えた3戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始13番手を追走。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

3月10日、中4週で迎えた4戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の熊野特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

12月1日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では速い脚を使えず18着に終わった。

5歳（2013年）

1月19日、中6週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は勝浦正樹騎手（2戦1勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい11着に終わった。

2月24日、中4週で迎えた8戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

3月2日、連闘で迎えた9戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。