バンダムヴィーヴォ（2006年生、母シビリアンゴッデス）

バンダムヴィーヴォ（2006年2月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋生き生きした（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤコジーン（当時10歳）と交配したシビリアンゴッデスが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンダム牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方14戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の一般C1七。

経歴

デビュー前

柴田政見厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

10月25日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は438kg。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

11月9日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

3歳（2009年）

2月28日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに16kg減らして迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

3月28日、中3週で迎えた4戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

5月3日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい9着に終わった。

5月30日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。

6月27日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

9月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のコーネルホープに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月19日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2五六（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったオムネテンプスに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

11月30日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2三四（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシンゼンアローに6馬身の差をつけて制した。

12月30日、中3週で迎えた13戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、伸びてきたタテヤマキセキ決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

4歳（2010年）

1月21日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた14戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（7戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

3月16日、中5週で迎えた16戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で的場文男騎手（8戦2勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

4月6日、中2週で迎えた17戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、一般C1七（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のジスクールをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

4月22日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1三四（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（9戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって11着に敗れた。

5月18日、中3週で迎えた19戦目は、こじし座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は達城龍次騎手（1戦1勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。

11月9日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から23kg減らして迎えた20戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（10戦2勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

11月30日、中2週で迎えた21戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。