インカローズ（2013年生、母ベッロカリーノ）

経歴

デビュー前

2歳（2015年）

12月24日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は493kg。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、苛烈なペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて抜け出し、最後は2着のエスプリゴールドに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2016年）

1月15日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

2月12日、中3週で迎えた3戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では不屈のファイティングスピリットで渋太く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のオンフリークを半馬身振り切って2勝目をつかんだ。

2月23日、中1週で迎えた4戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の菜の花特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

3月14日、中2週で迎えた5戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のパンジー特別（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

3月23日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、牝馬限定3歳S1の桜花賞（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

4月8日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた7戦目は、3歳戦のマーガレット特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は本田正重騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着を確保した。

4月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のひなげし特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

5月19日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のオープス中郷賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

6月29日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の白百合特別（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（4戦1勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

7月13日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のフォーチュネイトひまわり特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（5戦1勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた13戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、ニコニコプレミアムカップ（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のフォーチュネイトききょう特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は本田正重騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったエクレアオールに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月30日、中1週で迎えた15戦目は、初嵐特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、コーゲンスイスイにハナ差交わされて2着に甘んじた。

10月14日、中5週で迎えた16戦目は、スマイルシティ・わ!しながわ特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（5戦0勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はガス欠状態になり13着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた17戦目は、千代田区特別（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（6戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい11着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた18戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、ベテルギウス賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったタケノスウォードにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

11月27日、中1週で迎えた19戦目は、「ウマイルスクエア」オープン記念（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は力尽きて16着に敗れた。

12月27日、中3週で迎えた20戦目は、牝馬限定戦のウインターテール賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

4歳（2017年）

1月23日、中3週で迎えた21戦目は、ウエルカム2017賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（3戦0勝）。15頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた22戦目は、如月賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（7戦1勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

6月6日、約3か月半の休み明けで迎えた23戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のジューンブライド賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。

6月28日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた24戦目は、ポートサイド賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は本田正重騎手（7戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい14着に終わった。

7月11日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた25戦目は、ベガ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（8戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って12着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた26戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、レグルス賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

8月15日、中1週で迎えた27戦目は、サードニックス賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のオエドノハヤテに2馬身半の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

8月28日、中1週で迎えた28戦目は、サマーメモリー賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（2戦1勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり15着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた29戦目は、爽秋賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤本現暉騎手（3戦1勝）。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のノーザンバローズに1馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

10月4日、中2週で迎えた30戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、オフト京王閣賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、5着に終わった。

11月1日、中3週で迎えた31戦目は、品川かえで賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた32戦目は、ノベンバー賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた33戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、メルセデス・ベンツ盃（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

12月29日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた34戦目は、SEGA スターホース賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（9戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。