キョウエイギンガ（1990年生、母インターメダリスト）

キョウエイギンガ（1990年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のマジツクミラー（当時8歳）と交配したインターメダリストが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）インターナシヨナル牧場。戦績は、中央平地8戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

庄野穂積厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

11月14日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して3番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったテンリチーターに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月28日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3歳（1993年）

5月29日、約6か月の休み明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のノトクイーンに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

7月10日、中3週で迎えた5戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（京都ダート1200m 小雨/重）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦し、3着に入った。

4歳（1994年）

9月25日、約14か月半の休養明けで馬体重を前走から56kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、ホースフォースに半馬身交わされて2着となった。

10月16日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったクニノサンキューを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

11月13日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（6戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。