ムーランボルドー（2021年生、母フローレンスガール）

ムーランボルドー（2021年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ワイン色の風車(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のリオンディーズ（当時8歳）と交配したフローレンスガールが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。主な勝ち鞍は2024年の涼夏少雪の郷「新ひだか」賞(一般C4-3)。

経歴

デビュー前

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

2月17日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく10着に敗れた。

3月17日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に敗れた。

6月1日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から22kg増やして迎えた3戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

6月29日、中3週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって12着に終わった。

2024年7月4日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

8月6日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、涼夏少雪の郷「新ひだか」賞（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のウナトライオンに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月20日、中1週で迎えた6戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4-1（門別ダート1200m 曇/重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。