アルプスイチバン（2001年生、母レディジュエル）

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐々木貴博から「2002年度北海道8月市場サラブレッド1歳、2002年度北海道10月市場サラブレッド1歳」及び「八戸11月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

2歳（2003年）

12月28日、デビュー戦は鷹見浩騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は480kg。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

3歳（2004年）

1月21日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

7月5日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から9kg戻して迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリアルゴールドチカに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

8月11日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた6戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

10月5日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

11月26日、中6週で迎えた8戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

12月22日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

12月31日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天授の勝負根性でゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

4歳（2005年）

1月26日、中3週で迎えた11戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた12戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたビバエイカン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

2月24日、中1週で迎えた13戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るゴールデンハッピーを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

3月31日、中4週で迎えた14戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

4月21日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2六七（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた17戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

6月15日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2五六（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったコウノオペラに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月5日、中2週で迎えた19戦目は、渚特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた20戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

8月22日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったベストオブチャンスに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月8日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2六七（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（8戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2六七（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（9戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月22日、中5週で迎えた28戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

5歳（2006年）

1月4日、中1週で迎えた29戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた30戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

5月22日、約4か月の休み明けで迎えた31戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた32戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

6月12日、連闘で迎えた33戦目は、竹田吉秀騎手を鞍上に迎えて、れんこん料理の竹扇賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

6月19日、連闘で迎えた34戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹田吉秀騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた35戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹田吉秀騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた36戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で竹田吉秀騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた37戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹田吉秀騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた38戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹田吉秀騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

8月29日、連闘で馬体重を前走から16kg減らして迎えた39戦目は、一般B2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹田吉秀騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

9月5日、連闘で馬体重を前走から8kg戻して迎えた40戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で竹田吉秀騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。