ディオニソス（2009年生、母オーバーザスカイ）

ディオニソス（2009年1月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「酒と演劇の神（ギリシャ神話）」。毛色は鹿毛。種牡馬のファルブラヴ（当時11歳）と交配したオーバーザスカイが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、日下部勝徳によって892.5万円で落札された。

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

5月20日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は500kg。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず15着に敗れた。

6月30日、中5週で迎えた2戦目は、山崎亮誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

8月7日、中4週で迎えた3戦目は、3歳戦のツインアタック特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

9月22日、中6週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は山崎亮誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4歳（2013年）

1月31日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた5戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。