コウギョウシルク（2015年生、母ハエヌキ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、菊地捷士によって432万円で落札された。

2歳（2017年）

7月7日、デビュー戦は増田充宏騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は443kg。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く3着に終わった。

10月10日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月6日、中3週で迎えた3戦目は、R.クアトロ騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

3歳（2018年）

2月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は増田充宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のコモンセンスに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月28日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳戦のアメジストフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（3戦1勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。

4月3日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦のダイヤモンドフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

5月18日、中5週で迎えた7戦目は、3歳戦のカーネーション特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で増田充宏騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

6月15日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の桔梗賞（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で増田充宏騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

7月6日、中2週で迎えた9戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオーストラリアターフクラブ賞（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったダイチャンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の友好珍獣ピグモン杯（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は増田充宏騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のシントーサクラに1馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

8月24日、中4週で迎えた11戦目は、やまなみ五湖「相模湖」杯（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（8戦2勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた12戦目は、豊年特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（9戦2勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、4着を確保した。

10月15日、中4週で迎えた13戦目は、宮ヶ瀬ダムナイト放流メモリアル（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で増田充宏騎手（10戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

11月26日、中5週で迎えた14戦目は、胡桃特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で増田充宏騎手（11戦2勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

4歳（2019年）

2月27日、約3か月の休み明けで迎えた15戦目は、阪上忠匡騎手を鞍上に迎えて、～世界遺産の隠れ宿～果実の森杯（川崎ダート900m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

4月1日、中4週で迎えた16戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のスイートピー賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

5月16日、中5週で迎えた17戦目は、拜原靖之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のハナミズキ賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

6月12日、中3週で迎えた18戦目は、初夏の野菜です!八肥の会記念（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で拜原靖之騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、トイトイトイに3/4馬身交わされて2着となった。

10月24日、約4か月半の休養明けで迎えた19戦目は、キシモトオサム記念（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で拜原靖之騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

11月21日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1六七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で拜原靖之騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、伸びてきたリバースシンキング決め手に屈してクビ差の2着となった。

12月16日、中3週で迎えた21戦目は、ゆがわら戦隊ゆたぽんファイブカップ（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で拜原靖之騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

5歳（2020年）

1月29日、中5週で迎えた22戦目は、馬いリンゴジャムを食べよう（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で拜原靖之騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

2021年4月1日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。