ショウリノチケット（1999年生、母ヨウメイオリーブ）

ショウリノチケット（1999年4月27日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時14歳）と交配したヨウメイオリーブが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は小河豊水。戦績は、地方31戦8勝2着9回。主な勝ち鞍は2003年の北陸コカ・コーラボトリング（株）(アラ系一般A3)。

経歴

デビュー前

桑野進厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2001年）

9月15日、デビュー戦は山本育男騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（金沢ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は518kg。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた2戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のミズホハクリュウを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

10月15日、中1週で迎えた3戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オールボーイに半馬身交わされて2着となった。

11月10日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は桑野等騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアラブフレッシュカップ（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月22日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したチョウヨームサシを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

3歳（2002年）

1月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は米倉知騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

4月6日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアローシスターを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月22日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

6月4日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（8戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハリマフドウに交わされて1馬身半差の2着となった。

6月17日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（9戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るショウリノリボンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月20日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で桑野等騎手（10戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビクトリーウッドに3馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を制した。

11月2日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で桑野等騎手（11戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したナイスヤングを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

11月18日、中1週で迎えた17戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で桑野等騎手（12戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハリマフドウに2馬身半の差をつけて4勝目をつかんだ。

12月7日、中2週で迎えた18戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で桑野等騎手（13戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコズミックレイを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

12月21日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で桑野等騎手（14戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タカノホープに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

4歳（2003年）

4月6日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた20戦目は、桜草特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で桑野等騎手（15戦4勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったパウエルタイフウにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

4月20日、中1週で迎えた21戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で桑野等騎手（16戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のチョウヨープリンスに2馬身半の差をつけて5勝目を掴み取った。

5月13日、中2週で迎えた22戦目は、新緑特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で桑野等騎手（17戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた23戦目は、マーメイド特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で桑野等騎手（18戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マスカルエガオに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6月10日、中1週で迎えた24戦目は、浅野川特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で桑野等騎手（19戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマスカルエガオをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

7月7日、中3週で迎えた25戦目は、七夕特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で桑野等騎手（20戦6勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

8月5日、中3週で迎えた26戦目は、サッポロエビスビール特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で桑野等騎手（21戦6勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のカシミワンをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

8月31日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた27戦目は、晩夏特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は18戦連続で桑野等騎手（22戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に敗れた。

9月23日、中2週で迎えた28戦目は、北陸コカ・コーラボトリング（株）（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で桑野等騎手（23戦7勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のキタノキャプテンをハナ差振り切って8勝目を奪取した。

10月20日、中3週で迎えた29戦目は、サファイヤ特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で桑野等騎手（24戦8勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた30戦目は、ことじ賞（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で桑野等騎手（25戦8勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた31戦目は、能登路特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で桑野等騎手（26戦8勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。競走中止となった。