ブランディー（2020年生、母オートロンシャン）
Brandy
2020.02.10
ブランディー（2020年2月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時10歳）と交配したオートロンシャンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は高橋 修。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方12戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2023年の3歳以上C2一。
経歴
デビュー前
和田雄二厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2022年）
7月17日、デビュー戦は佐々木大輔騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（福島芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は442kg。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。
10月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐々木大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。
12月10日、中8週で迎えた3戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。
3歳（2023年）
2月18日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。
3月11日、中2週で迎えた5戦目は、小林美駒騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。
4月1日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林美駒騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。
5月6日、中4週で迎えた7戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に敗れた。
7月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、土田真翔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したライブリームーランを差し切れず、1馬身差の2着となった。
8月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で土田真翔騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。
11月2日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から24kg増やして迎えた10戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。
11月22日、中2週で迎えた11戦目は、石堂響騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。
12月7日、中1週で迎えた12戦目は、C2一3歳以上（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木世麗騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
12月20日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木世麗騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のレオフューチャーに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。
4歳（2024年）
1月10日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木世麗騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のシュネルクィーンをアタマ差振り切って2勝目をつかんだ。
デビュー前
中塚猛厩舎（兵庫）へ入厩。
2月15日、デビュー戦は佐々木世麗騎手を鞍上に据えて、チューリップ賞（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番ゲートからスタート。競走除外となった。
4月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、スプリントチャレンジ（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木世麗騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。
4月25日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で佐々木世麗騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、イナウィンクに交わされて1馬身半差の2着となった。
5月16日、中2週で迎えた17戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に敗れた。
5月31日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上B2二（園田ダート1230m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は佐々木世麗騎手（6戦2勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。
6月21日、中2週で迎えた19戦目は、アサヒスーパードライカップ（園田ダート1230m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐々木世麗騎手（7戦2勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。
10月17日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた20戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、マリーナサンライズに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
11月4日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた21戦目は、3歳以上C1（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。