タイセイスキム（2008年生、母サンダースキム）

タイセイスキム（2008年3月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋滑るように走る。母名、母母名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のグラスワンダー（当時13歳）と交配したサンダースキムが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は飯岡牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方49戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年の4歳以上C2 24。

経歴

デビュー前

1歳のとき、飯岡牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、田中成奉によって189万円で落札された。

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

1月15日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は416kg。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい15着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

5月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた4戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 晴/不良）に出走。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月20日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったグスクプラネットから2馬身差の2着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（荒尾ダート950m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で林陽介騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月10日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（荒尾ダート950m 小雨/重）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったミラクルアイヴァーから3馬身差の2着となった。

7月1日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（荒尾ダート950m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（4戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた11戦目は、一般C16（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉留孝司騎手（5戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月28日、中3週で迎えた12戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた13戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

9月18日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエムファイターに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月24日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

10月3日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

10月10日、連闘で迎えた17戦目は、がんばろう普代（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本政聡騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本政聡騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

10月31日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山本政聡騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2五（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で山本政聡騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

11月14日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山本政聡騎手（9戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて6着に終わった。

11月21日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で山本政聡騎手（10戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

11月28日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で山本政聡騎手（11戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

12月5日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 小雪/不良）に出走。鞍上は13戦連続で山本政聡騎手（12戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて7着に終わった。

12月11日、連闘で迎えた25戦目は、JA岩手ふるさと産米せんべい杯（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で山本政聡騎手（13戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

12月18日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で山本政聡騎手（14戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

4歳（2012年）

1月9日、中2週で迎えた27戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、☆吉希・美穂☆結婚記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

1月16日、連闘で迎えた28戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、一般C32（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

1月23日、連闘で迎えた29戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般C34（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

2月18日、中3週で迎えた30戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

2月26日、連闘で迎えた31戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 36（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

4月8日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた33戦目は、4歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

4月15日、連闘で迎えた34戦目は、4歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた35戦目は、ヤングジョッキーレース（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で石川慎将騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

5月6日、連闘で迎えた36戦目は、4歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で石川慎将騎手（5戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

5月12日、連闘で迎えた37戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石川慎将騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

5月20日、連闘で迎えた38戦目は、4歳以上C2 21（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で石川慎将騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

5月26日、連闘で迎えた39戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で石川慎将騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた40戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた41戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（9戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（10戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月22日、中1週で迎えた43戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（11戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

7月29日、連闘で迎えた44戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 24（佐賀ダート900m 晴/不良）に出走。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のテンザンセレーネに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月16日、中2週で迎えた45戦目は、小山紗知伽騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーレース（佐賀ダート1300m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

8月25日、連闘で迎えた46戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小山紗知伽騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた47戦目は、ヤングジョッキーレース（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小山紗知伽騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた48戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は小松丈二騎手（1戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた49戦目は、3歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた50戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

11月17日、中3週で迎えた51戦目は、3歳以上C2 32（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（12戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。