セイリングデイ（2012年生、母ヴォークリンデ）

セイリングデイ（2012年3月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「出航の日。父名（黒潮）より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時11歳）と交配したヴォークリンデが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ヤナガワ牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方3戦2勝。主な勝ち鞍は2015年の襟裳岬灯台賞(一般C4-2)。

経歴

デビュー前

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

8月3日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は472kg。18頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が続かず、6着に終わった。

3歳（2015年）

2月21日、約6か月半の休み明けで迎えた2戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

4月22日、中8週で迎えた3戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1600m 内回り晴/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のジョコーソに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月28日、中2週で迎えた5戦目は、襟裳岬灯台賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のブラックバスターに1馬身半の差をつけて優勝

10月12日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。17頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は垂れてしまい17着に終わった。