ジュンヴァルロ（2015年生、母ウェイクミーアップ）

Jun Valerot

2015.03.29

ジュンヴァルロ（2015年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ワインの産地名」。毛色は栗毛。種牡馬のNew Approach（当時10歳）と交配したウェイクミーアップが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地9戦2勝。主な勝ち鞍は2017年の黄菊賞(500万下)。

経歴

デビュー前

友道康夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

10月8日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切り、リードを2馬身以上保って、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のドミナートゥスに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

11月12日、中4週で迎えた2戦目は、R.ムーア騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の黄菊賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘魂で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のケイティクレバーを3/4馬身振り切って2勝目を獲得した。

12月28日、中6週で迎えた3戦目は、2歳G1のホープフルステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は藤岡康太騎手（1戦1勝）。17頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり14着に敗れた。

3歳（2018年）

3月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの若葉ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

4月15日、中3週で迎えた5戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳G1の皐月賞（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい15着に終わった。

6月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の知多特別（中京芝1400m 曇/良）に出走。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

8月4日、中4週で迎えた7戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の九州スポーツ杯（小倉芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の飯豊特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。

11月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（京都芝1400m 外回り 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦したが、5着に終わった。