イイデスイセイ（1985年生、母ミスイナバ）

イイデスイセイ（1985年5月27日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のスイセイガバナー（当時11歳）と交配したミスイナバが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は森本隆彦。戦績は、地方34戦9勝2着5回。主な勝ち鞍は1990年のフェニックス特別(B1)。

経歴

デビュー前

内野健二厩舎（浦和）へ入厩。

3歳（1988年）

8月18日、デビュー戦は見沢譲治騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は528kg。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のダイコーアイドルに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月12日、中3週で迎えた2戦目は、細川勉騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のダイコーアイドルに4馬身の差をつけて制した。

10月10日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系一般C3四（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングストロングから1馬身半差の2着に敗北した。

11月7日、中3週で迎えた4戦目は、アラ系一般C3四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノジヤガーに3馬身の差をつけて優勝

11月22日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系一般C3一（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトタイソンに1馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

12月9日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系一般C3一（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のタクマアラシに2馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

12月22日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系一般C1（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で見沢譲治騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のコシノハーレーに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月28日、連闘で迎えた8戦目は、アラ系一般C2一（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で見沢譲治騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のタクノヒリユウに2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4歳（1989年）

4月21日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、鍛炭幸夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月1日、中0週で迎えた10戦目は、ロッキー特別（浦和ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で鍛炭幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイコーハヤブサからハナ差の2着に甘んじた。

5月7日、連闘で迎えた11戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、緑が丘特別（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月2日、中3週で迎えた12戦目は、ひばり特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田部和広騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトモエダンデイから2馬身差の2着となった。

6月23日、中2週で迎えた13戦目は、すいれん特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で田部和広騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月27日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、夏木立特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は細川勉騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月15日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた15戦目は、サードニックス特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（7戦6勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月24日、中9週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた16戦目は、上嶋武文騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1一（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系一般C1二（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は田部和広騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月4日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、アラ系一般B2二 C1一（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は上嶋武文騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレースロメオから3/4馬身差の2着となった。

5歳（1990年）

1月8日、中4週で迎えた19戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、カプリコーン特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイダイオーに1馬身半の差をつけて8勝目をマークした。

2月22日、中5週で迎えた20戦目は、梅花特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた21戦目は、宝登山特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は上嶋武文騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月5日、中3週で迎えた22戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、フェニックス特別（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のマイクトウザイに1馬身半の差をつけて9勝目を手に入れた。

5月5日、中3週で迎えた23戦目は、あざみ特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパークリスから4馬身差の2着となった。

5月24日、中2週で迎えた24戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、潮風特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月8日、約5か月半の休養明けで迎えた25戦目は、立冬特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月4日、中3週で迎えた26戦目は、アラブマイラーズ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月31日、中3週で迎えた27戦目は、小林真治騎手を鞍上に迎えて、ファイナルホースイヤーカップ（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

6歳（1991年）

1月17日、中1週で迎えた28戦目は、ガーネット特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は田部和広騎手（4戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月15日、中3週で迎えた29戦目は、紅梅特別（浦和ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田部和広騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月6日、中2週で馬体重を前走から94kg減らして迎えた30戦目は、若草特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（5戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月19日、中1週で馬体重を前走から89kg戻して迎えた31戦目は、六本木特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦1勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた32戦目は、ダンディライオン特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は田部和広騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた33戦目は、長瀞特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田部和広騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

7歳（1992年）

1月12日、約6か月半の休養明けで迎えた34戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、周防灘賞（中津ダート1760m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。