ジェットスターオー（1999年生、母シマクモ）

ジェットスターオー（1999年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジェニュイン（当時7歳）と交配したシマクモが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は北海道大学北方生物圏フィールド科学センター耕地圏ステーション静内研究牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方14戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、北大附属牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、北大附属牧場から「北海道9月市場サラブレッド2歳」に上場され、鈴木忠俊によって210万円で落札された。

鈴木忠俊厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（2001年）

6月2日、デビュー戦は小野輝彦騎手を鞍上に据えて、2歳（三条ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は466kg。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月8日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野輝彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のチュールンナミズカに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月14日、中4週で迎えた3戦目は、2歳A（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野輝彦騎手（2戦1勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月8日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、2歳B（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野輝彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月13日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、2歳A2（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野輝彦騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったチサトシンゲキから半馬身差の2着となった。

9月23日、中0週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、2歳B（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小野輝彦騎手（5戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトニーダブリューから3/4馬身差の2着となった。

11月11日、中6週で迎えた7戦目は、2歳B2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小野輝彦騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた8戦目は、2歳B2（新潟(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で小野輝彦騎手（7戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた9戦目は、2歳B1（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で小野輝彦騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月16日、連闘で迎えた10戦目は、山口高騎手を鞍上に迎えて、2歳B2（新潟(地)ダート1200m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（2002年）

1月1日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、3歳B2（新潟(地)ダート1600m 雪/重）に出走。鞍上は小野輝彦騎手（9戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のアンイブニングに4馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

2月10日、中5週で迎えた12戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般C8 10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のオグリガクルゾに1馬身半の差をつけて優勝

2月28日、中2週で迎えた13戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、アメジスト特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアメージンドリームに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月18日、中2週で迎えた14戦目は、一般B15 C3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた15戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

7月7日、約3か月の休養明けで迎えた16戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。