フィールオーサム（2022年生、母フィールザプリティ）

フィールオーサム（2022年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部+素晴らしい」。毛色は栗毛。種牡馬のルヴァンスレーヴ（当時7歳）と交配したフィールザプリティが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は平岡牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

6月18日、デビュー戦は黒沢愛斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。9頭立ての4番ゲートからスタート。出走取消となった。

デビュー前

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

11月30日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は440kg。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

3歳（2025年）

2月1日、中8週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい14着に敗れた。

3月1日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原明良騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のタキノボリに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月3日、中8週で迎えた4戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのわらび賞（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

7月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は菅原明良騎手（3戦1勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、勝ったオーケーマヒナに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

8月9日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、コンアフェットに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

9月6日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原明良騎手（5戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、ロフティーイデアルに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

11月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり14着に敗れた。