マルタカベスト（2001年生、母トウカイセイコー）

マルタカベスト（2001年4月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋最良の」。毛色は鹿毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時13歳）と交配したトウカイセイコーが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）レジェンドファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方18戦3勝。主な勝ち鞍は2005年の一般F11。

経歴

デビュー前

沢峰次厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

4月11日、デビュー戦は加藤士津八騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は466kg。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず16着に終わった。

5月16日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で加藤士津八騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

6月20日、中4週で迎えた3戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

7月24日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

8月29日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大庭和弥騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で大庭和弥騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

12月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般F10（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のキーラーザマターに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2005年）

1月1日、中2週で迎えた8戦目は、一般F8（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカネコメファミリーをクビ差制して2勝目をマークした。

1月16日、中1週で迎えた9戦目は、一般F5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（2戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月6日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、一般F5（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（3戦2勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月6日、中3週で迎えた11戦目は、古川文貴騎手を鞍上に迎えて、一般F5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた12戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般F4（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月3日、連闘で迎えた13戦目は、一般F9（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は古川文貴騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた14戦目は、一般F8（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川文貴騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた15戦目は、一般F8（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で古川文貴騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般F8（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川文貴騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた17戦目は、一般F7（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古川文貴騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き6着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた18戦目は、一般F9（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で古川文貴騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

7月24日、中5週で迎えた19戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般F11（高知ダート800m 晴/良）に出走。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のベリージューシーに2馬身の差をつけて制した。

8月7日、中1週で迎えた20戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般F7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた21戦目は、一般F6（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた22戦目は、一般F6（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

10月2日、中3週で迎えた23戦目は、一般F3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は鷹野宏史騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた24戦目は、一般F3（高知ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手（2戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい5着に終わった。