バリアントバトル（1996年生、母シヨノフリーデン）

バリアントバトル（1996年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフェアジャッジメント（当時12歳）と交配したシヨノフリーデンが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）庄野牧場。戦績は、中央平地5戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

清水出美厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

10月10日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったオースミダイセンを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

11月15日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るワンダーブランニュを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

11月29日、中1週で迎えた4戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のつわぶき賞（中京芝1700m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したマルシゲファイターを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

3歳（1999年）

6月27日、約7か月の休み明けで迎えた5戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神芝1600m 曇/不良）に出走。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず15着に敗れた。