タニノリリカル（2002年生、母デンコウセッカ）

Tanino Lyrical

2002.04.26

タニノリリカル（2002年4月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋叙情的な」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時15歳）と交配したデンコウセッカが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はカントリー牧場。戦績は、中央平地6戦0勝。

経歴

デビュー前

山内研二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

10月31日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は462kg。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

11月21日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた3戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

3歳（2005年）

1月22日、中5週で迎えた4戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚がパッとせず17着に敗れた。

2月12日、中2週で迎えた5戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では伸びあぐねて18着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。