フェイスバリュー（2009年生、母ムーンフェイズ）

フェイスバリュー（2009年2月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「表面上の価値、額面評価」。毛色は青鹿毛。種牡馬のデュランダル（当時10歳）と交配したムーンフェイズが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方3戦1勝。主な勝ち鞍は2012年の3歳以上C4-7。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,400万円（35万×40口）で一口馬主が募集された。

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

7月15日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。馬体重は472kg。18頭立ての10番人気で17番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。最後はタレてしまい15着に終わった。

8月26日、中5週で迎えた2戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた4戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-7（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月23日、中1週で迎えた5戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-7（門別ダート1200m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-7（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川駿介騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のトラムブランカを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。