トーアエカテリーナ（1998年生、母トーアヴィクトリア）

トーアエカテリーナ（1998年4月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアンバーシャダイ（当時21歳）と交配したトーアヴィクトリアが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道虻田郡豊浦町、生産者は（有）トーア牧場。戦績は、中央平地15戦0勝、中央障害14戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

成宮明光厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

10月14日、デビュー戦はM.ロバーツ騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた2戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（東京芝1400m 雨/重）に出走。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

11月18日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上はM.ロバーツ騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた4戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

3歳（2001年）

3月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/重）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず13着に敗れた。

3月24日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには加われず14着に終わった。

4月28日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で石神深一騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

5月27日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 雨/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で石神深一騎手（3戦0勝）。18頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、4着に入り込んだ。

6月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1700m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で石神深一騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、5着に終わった。

7月21日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で石神深一騎手（5戦0勝）。18頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で石神深一騎手（6戦0勝）。18頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月30日、中5週で迎えた13戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

10月14日、中1週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（2戦0勝）。17頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（東京芝1800m 雨/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は石神深一騎手（7戦0勝）。18頭立ての12番人気で17番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

4歳（2002年）

1月7日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた17戦目は、菊池憲太騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったフサイチゴールドから4馬身差の2着となった。

2月23日、中3週で迎えた18戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、勝ったストロングアゲンから2馬身半差の2着に敗北した。

3月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月29日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜野谷憲尚騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で浜野谷憲尚騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったノボスカイから8馬身差の2着に敗北した。

8月11日、中2週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で浜野谷憲尚騎手（4戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキーヒーローに1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月31日、中2週で迎えた23戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で浜野谷憲尚騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。

5歳（2003年）

1月11日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた24戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月8日、中3週で迎えた25戦目は、春麗ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は浜野谷憲尚騎手（6戦1勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月8日、中3週で迎えた26戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は菊池憲太騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた27戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り曇/良）に出走。鞍上は江田勇亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月3日、中4週で迎えた28戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月2日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。