エレインアスティ（2022年生、母スマイルエルフ）

エレインアスティ（2022年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のルヴァンスレーヴ（当時7歳）と交配したスマイルエルフが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はカミイスタット。2024年のネクストスター名古屋に勝利した他、2025年の東海クイーンカップ(牝)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

今津博之厩舎（愛知）へ入厩。

2歳（2024年）

5月20日、デビュー戦は大畑雅章騎手を鞍上に据えて、2歳（名古屋ダート900m 晴/不良）に出走。馬体重は454kg。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヴィリケンに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月17日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦のセレクトゴールド第2戦（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

10月17日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、ミトノプライドに交わされて1馬身半差の2着となった。

10月29日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのネクストスター名古屋（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のミトノプライドに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

12月3日、中4週で迎えた5戦目は、2歳オープンのゴールドウィング賞（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

3歳（2025年）

4月1日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳オープンのネクストスター中日本（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

4月10日、連闘で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳オープンの東海クイーンカップ（名古屋ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で大畑雅章騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたコパノエミリア決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

6月4日、中7週で迎えた8戦目は、3歳オープンの東海優駿（名古屋ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で大畑雅章騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

7月18日、中5週で迎えた9戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのけやき杯（名古屋ダート1700m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したトゥーナフォーティを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。