トーアノマイ（2004年生、母フルーツカクテル）

トーアノマイ（2004年3月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名（の）＋舞」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時11歳）と交配したフルーツカクテルが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道虻田郡豊浦町、生産者は（有）トーア牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

高市圭二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

9月10日、デビュー戦は柴原央明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴原央明騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

10月1日、連闘で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴原央明騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

11月12日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

12月9日、中3週で迎えた5戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 小雨/良）に出走。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して11番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に終わった。

3歳（2007年）

2月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた7戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が冴えず15着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた8戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

7月17日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインメイト特別（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

8月11日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は宮崎北斗騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。