テイエムオオゾラ（2001年生、母フィリーキャップ）

テイエムオオゾラ（2001年4月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋大空」。毛色は青鹿毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時8歳）と交配したフィリーキャップが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方3戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の一般C16。

経歴

デビュー前

鹿戸幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

1月24日、デビュー戦は加藤士津八騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は506kg。18頭立ての17番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい18着に終わった。

9月11日、約7か月半の休み明けで迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

10月26日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C23（荒尾ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったナムラハンニバルから5馬身差の2着となった。

11月10日、中1週で迎えた4戦目は、一般C22（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマダムグレイスに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月16日、連闘で迎えた5戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のライズインフェイムに1馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

12月26日、中5週で迎えた6戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて15着に終わった。

4歳（2005年）

1月23日、中3週で迎えた7戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい16着に終わった。

2月19日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。