ダークジャケット（2005年生、母ジェミードレス）

ダークジャケット（2005年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「黒い上着」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時12歳）と交配したジェミードレスが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地15戦1勝。主な勝ち鞍は2008年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額3,600万円（90万×40口）で一口馬主が募集された。

坂口正大厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

12月22日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り雨/稍重）に出走。馬体重は522kg。17頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

3歳（2008年）

1月20日、中3週で迎えた2戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のキングオブカルトに1馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3月2日、中2週で迎えた4戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのすみれステークス（阪神芝2200m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた5戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝2200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は浜中俊騎手（2戦1勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮したが、4着に終わった。

5月25日、中6週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた7戦目は、3歳500万下（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

9月21日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた8戦目は、3歳以上500万下（阪神芝2400m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で浜中俊騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

10月19日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で浜中俊騎手（5戦1勝）。18頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に敗れた。

4歳（2009年）

5月23日、約7か月の休み明けで迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で浜中俊騎手（6戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で浜中俊騎手（7戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下の和田岬特別（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で浜中俊騎手（8戦1勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月14日、約4か月半の休み明けで迎えた13戦目は、3歳以上500万下（京都芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で浜中俊騎手（9戦1勝）。17頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が上がってしまい17着に終わった。

12月20日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は9戦連続で浜中俊騎手（10戦1勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に敗れた。

5歳（2010年）

7月11日、約7か月の休み明けで迎えた15戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で浜中俊騎手（11戦1勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。