ニシノフジカザン（1987年生、母ニシノツーピース）

Nishino Fuji Kazan

1987.04.16

ニシノフジカザン（1987年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のニシノエトランゼ（当時8歳）と交配したニシノツーピースが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地10戦0勝。

経歴

デビュー前

橋本寿正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

1月27日、デビュー戦は桜井誠二騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

2月10日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井誠二騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

3月3日、中2週で迎えた3戦目は、山本康二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1700m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

4月1日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で山本康二騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。

7月15日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は桜井誠二騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず13着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井誠二騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井誠二騎手（4戦0勝）。18頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら13番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桜井誠二騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

9月15日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた9戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で桜井誠二騎手（6戦0勝）。18頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚にキレが無く18着に終わった。

9月22日、連闘で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桜井誠二騎手（7戦0勝）。18頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。